Sunday, August 19, 2012

「猫」と呼ばれる盗電

リオの一部のエリアでは、こんなぐるぐるの電柱を見る事があります。

電柱カオス状態
(写真は借用してきました)


これは何かとブラジル人に尋ねると、
勝手に電線を繋いで盗電をしている状態だそうです。

電力だけではなく、電話、インターネットやケーブルテレビの拝借もあるそうです。

最近では、きちんと利用料金を支払わせる仕組みになっているそうですが、
その昔の盗電の後が残っている箇所がいくつかあります。


そして、このぐるぐるの状態をブラジルでは「猫(gato)」と呼ぶそうです。

何で・・・?と尋ねると、

「知らない」との回答。。。

(ブラジル人は「何?」は知ってても、「何で?」は知らない事が多く、結構な確率でこの回答が多い。。。)


おそらくですが、黒猫っぽかったり、猫のひげの様に見える事からではないでしょうか。

ちなみに、盗電することを「fazer um gato(猫を作る)」と言うそうです。

ぐるぐる状態による火災も多いらしく、お金を払わないとはいえ、恐怖と隣り合わせですね。

これはリオ中心部の問屋街エリアの様子
電柱は使わず、建物に巻き付けた状態


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